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保護犬・保護猫は「可哀想なだけじゃない」発信の根底にある想い

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    さかがみ家のオフィシャルブログ担当者として、日々発信を続けるチャン太さん。さかがみ家で暮らすワンコ・ニャンコのほのぼのとした日常を切り取った記事は、“読んでいてほっこりする”と評判。読者のみなさんからの愛情溢れるコメント欄にもご注目あれ。

執筆未経験からいきなり人気ブログ担当者に

普段、さかがみ家の公式ブログでは「チャン太」というペンネームで更新しています。ブログを更新するようになったのは、入社したタイミングで前任者からアメブロ担当を引き継いだことがきっかけ。


実は引き継ぎ当初はブログテイストもさほど決まっておらず、私自身、ブログを書いた経験もなかったんです。なので最初は、前任者の見よう見まねでワンコ・ニャンコの日常を発信していました。


すでに読者の方がたくさんいるブログだったので、更新するたび反響も大きくて。大変なお仕事を引き継いでしまったなと思っていたんです(笑)

ところが読者のみなさん、本当に優しい方ばかり。最初は怖気付いていましたが、あたたかいお言葉にたくさん励まされました。


最近ではイベントなどで読者さんにお会いすると「ひょっとしてチャン太さんです

か?」「ブログを始めたての頃はぎこちない文章でしたけど、最近板についてきましたね!」なんて声をかけてくださる方もいたりして。そんな言葉をいただくたび、もっと頑張らなきゃなと思っています。

保護犬・保護猫は“可哀想”なだけじゃない

さかがみ家ではアメブロのほかにもいくつかSNSを運用していますが、それらと比較すると、ブログの魅力はなんといっても“日常を発信できること”なんじゃないかなって。

ブログに載せているのは、日常の何気ない写真やカメラ目線じゃない写真、予期せず撮れてしまった変顔写真など(笑)

文章は、写真を見て思いついたことと写っている子の性格をミックスして、“こういうことを言っていそうだな”という感じで書くことが多いですね。そうすると読者の方からも、「◯◯ちゃん、よかったね!」と本犬(本猫)に話しかけるようにコメントを寄せてくださるので、やり取りがあたたかいなと感じます。


さかがみ家のブログのコンセプトはズバリ、「癒し」や「ほっこり」。

保護犬や保護猫の子たちって、どこか“可哀想”というイメージをもたれがちなんですよね。確かにその子たちの背景を踏まえたらそう捉える人は多いと思いますし、うちに来たばかりの頃は顔がこわばっていたり、不安そうな表情を浮かべていたりする子が多いんですけど、数ヶ月経つにつれて穏やかな顔に変わっていくので、そういう変化もブログで伝えられたらいいなと思っています。

「さかがみ家にいる子たちはいま、こうしてのびのびと幸せに暮らしているので、“可哀想”なだけじゃないんだよ」と伝えたいんです。

「発信したいものがある」から続けられる

ブログを更新するコツかあ。

ワンコ・ニャンコの数だけ個性があるので、実は私の場合、ネタに困ることはないんです。なので、毎日その子たちの様子を撮りだめしておいて、少しずつ記事化していくという感じですね。写真に写っている子の雰囲気も、撮ったときの自分の気持ちも覚えているので、それらを交えながら綴っています。

だから私のスマホのカメラフォルダは、全部うちの子たち(笑)


ただ、ブログを綴るモチベーションはやっぱり、「発信したいものがある」ってことがいちばんなんじゃないかなと。私の場合は、さかがみ家にいるワンコ・ニャンコの魅力を読者のみなさんに伝えること。それによって少しでも読者のみなさんの癒しになればいいなと思っています。


私自身、ブログの書き方もまったくわからない状態からスタートしましたが、だんだんと慣れてきて、読者のみなさんとのコミュニケーションも楽しめるようになってきたので、大丈夫。

ブログに興味があるなら、まずは気負わず始めてみるのがいいんじゃないかと思います。

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