エンジニア育休対談:新米パパ達の育休事情

ここ数年、育休を取るメンバーが増えてきております。以前はあまり見られなかったこの制度の利用者ですが、最近では皆当たり前に利用するようになりました。この制度に関する環境や世の中の状況など、なにか変化やきっかけがあったのでしょうか? 今回は、直近で育休を取ったパパエンジニアの2人を招き、子育て10年目の先輩パパと対談してもらうことにしました。

  • 遠藤和樹
    ピグパーティチームのクライアントエンジニアリーダー。 2023年6月にお子さんが誕生。 「育児休暇」を3か月取得
  • 橋川丈一郎
    ピグ新規事業の基盤開発を担当するサーバーサイドエンジニア。 2023年6月にお子さんが誕生。 「有給休暇」を使って育休を取得。
  • 星博之
    サーバーサイドエンジニアで、今はプライバシーやトラッキングなどを考慮しての広告対応。 2014年の10月生まれの、パパ歴10年目。 育休は取得しなかった。

育休はいつ?どれくらい取ったの?

2人が育休を取られたのは、どのくらいの期間なのか、その詳細を教えてください。

遠藤

私は、出産の予定日から3か月いただきました。もともと4、5か月前くらいに育休を取る予定だということをチームに余裕を持って伝えましたね。そこから3か月間連続で取って、その期間は全く仕事はせず、PCも触っていませんでした。

橋川

私の場合は、実は「育児休暇」という制度としての育休は取ってなくて、有給消化でうまくやったという形なんです。40日ぐらい有給があったので、そのうちの半分くらいを使って1か月ちょっと休みました。

6月の末に子どもが生まれて、生まれた日から有給を取り始めて、7月いっぱいは育休という形で有給を消化しました。

そうなんですね。その間、日によってはリモートのミーティングに出たりしなかったですか?

橋川

そんなこともなかったですね。がっつり休ませていただきました。

生まれた直後は出産後休暇があったので、それを2日ぐらい取って、そこから有給消化っていう感じでした。もし足りなかったら、制度としての「育児休暇」を取ろうとは思っていたんですけど大丈夫でした。

なるほどですね。そうか、1か月ぐらい有給消化して育休に充てたんですね。

橋川

先輩の話を聞くと、そういう人が結構多かったんですよ。

育休中には実際何をしたの?

ではその、育休を取るうえでやったこと。先ほどの4か月ぐらい前に報告したとか、そういう準備とかはなにをしました?

遠藤

そうですね、仕事面の準備で言いますと。もともと私がいなくなることのリスクを承知していたので、その報告を余裕を持って伝えたのがまず1つ目ですね。

その後は時間をかけて自分が持ってる役割をちゃんと書き出して、リストを作りました。

それらが自分じゃないと本当にできないのかを考えて、他のメンバーに任せられるものが多そうだったので、不安が少なくなりました。


そこからメンバーそれぞれと対話していって、自分がいない間だけお願いするものと、この機会に引き継いだものがあります。皆さん快く引き受けてくださったので、安心して休むことができたと思います。

自分がずっとやってきた仕事を他の人に任せるのって結構難しいですよね。

遠藤

でも、いざやってみたら意外といけるっていうのがありました。

私以外のメンバーってキャリアも長い方が多く、やっぱりできるメンバーが多かったんですよね。

後で聞いてみると、私の代わりをすることで、意識が上がったみたいな話も聞いたので、よかったです。

例えばチーム全体として、遠藤さんが窓口になったりする部分があったのかなと思うんですけど、そういう点で他の職種の方たちから不安が出たりとかは無かったんですか?

遠藤

基本的に窓口みたいなものは、slackのユーザーグループでクライアントメンバー全体にもらうようにしているので、私が窓口になってる状況はなかったんですよね。

相談が飛んできたら、誰か反応できる人が対応する感じだったんで大丈夫でした。 ただ、どうしてもリーダーじゃないとダメな話というのはあるので、自分の代わりのリーダーも立てておきました。


また、サーバーサイドのリーダーにフロントの状況も見ておいてもらえるよう伝えていて、そういう点でもカバーしたって感じですね。

なのでフォロー体制はちゃんと構築して、できることは準備したつもりではあります。

橋川さんは、どうですかね?

橋川

僕は今年の2月に異動してきたので、ちょうど安定期に入るタイミングで、育休を取る予定がありますっていうことは伝えてました。それで、異動後に任せてもらったミッションもあったんですけど、それも育休前提でスケジュールを組んでました。

では、6月から7月までは育休を取ることを考慮した上で、タスクのスケジュールを立てていったんですね。

橋川

その時の自分は、育休に入る前にサーバーを作り切ってしまうプランでした。

これまではサーバーを実装してからクライアントが実装に入るという流れだったので、認証基盤サーバーを作ってしまって、あとはお任せする。クライアントが実装している期間を休む感じで考えていたんです。


育休中にちょっと遠目で見てみて、共通化できるかもなと思いました。それで、育休を開けたタイミングで、上司とかビジネスのメンバーと話して、共通化をプロジェクトとしてやっていこうとなりました。仕事は一切してないんですけど、仕事のことは考えてました。

ああ、そういう感じなんですね。

橋川

あとは、認証まわりとかって、実装するための専門的な知識が必要になるんですけど、育休で抜けることを想定して、ドキュメント化しておいたり、他のメンバーに対して前提知識を把握しておいてもらう事とかを意識していました。


僕が抜けてる間も、クライアントのチームから多分質問が来ると思うので、僕じゃなくても質問に答えられるよう、依頼があったら修正できるようにとか、ある程度想定しておいて、属人化を防ぐことに繋がったかなって思っています。


仮に育休を取ってなかったとしても、属人化を防ぐっていうのは大事なことなので、そういった点でプラスの効果もあったと思います。

それはいいですね。橋川さんのチームは人数はどれくらい?

橋川

チームはピグ新規でいうとサーバーは3人ですね。

ただ、まだきっちりとしたチームっていう状況ではないけど、その中で難易度の高い部分を、みんなで共有しながら進めていけたっていう。


やっぱり遠藤さんもおっしゃってたように、僕のチームの他のメンバーもすごくスキルの高い方たちなので、安心して任せられたし、好意的に受け取ってくれましたね。

その育休っていうこと自体がそうですよね。世間一般的な話をたまに聞いたりすると、酷いこと言われる場合もあると聞くこともあるので、やっぱり好意的に受け取ってくれるとありがたいですよね。

橋川

自分が異動してくる前、ABEMAの先輩とかも取っていたんですけど、その時も好意的な方が多くて、もし自分だったらっていう風に考えてくださってるんだろうなって思いますね。

育休の取り方にはパターンが存在する?!

橋川さんはPCを返却されたりとかしてなかったんですよね?

橋川

それはあの、正式に育休を取らなかった理由の一つなんですけど、ちょっと事務手続きが面倒くさいなって思って。

そうかそうか、結構Slackとか見ちゃったりしました?

橋川

逆にある程度の流れを追っておきたいところがありまして。

育児してる間も、子どもが寝てる間とか、少し余裕ができる時に追っておけば、復帰した時に楽かなって、そのためにPCを手元に残しておきたかったのがあります。

その具体的にどんな感じで過ごされていたのかを、実際の育児は大変だったとか、思ってたのと違ったこと教えてください。

僕はほんと何もわかってなかったんですけど、子どもが生まれたらゴールだと思ってたんですよ。大変なのは生まれるまでなんだろうなって勝手に思ってて。


生まれてみたら、寝る間もないぐらいずっと抱っこしてなきゃいけないし、妻が大丈夫か不安な状況だったんですが、お2人はどうでしたか?

遠藤

私は「育児休暇」という制度を使っているので、PCはもう返却して、会社で使ってるアカウントはもう全部停止の状態なんで、仕事の情報には触れられない。

これがある意味よかったなって思ってて。私はどっちかって言うと、家で仕事のこと考えちゃうタイプで、すぐ仕事しようとしてしまうんですよね。性格上の癖が抜けないんで、返却したことはすごくよかったなと思ってるんです。


で、実際の育児がスタートしてみると、思ったのは睡眠不足がやっぱり一番ダメージがでかかったなと思います。あの状態でもし、育休を取らずに仕事をしていたらって考えると、恐怖だなって。最初の1、2か月ほどは特に思いましたね。 3時間ごとのミルクとか、やっぱり睡眠が断続的になってしまうなか、昼に寝たりとかできるので、本当に育休を取ってよかったなと思いましたね。

なんか役割分担とかされてたんですか?

遠藤

そうですね。ミルクは必ず必要になるので、なるべく交代で対応するとか、連続にならないように心がけてましたね。 あとはよく聞く話なんですが、産後は妻が少し無気力な状態になっちゃって、その間だけでも食事の準備とか洗濯とか家事は、私がやってましたね。

そうですよね。出産後はダメージがすごいですよね。

遠藤

そうですね、もし妻が1人で見ていたと思うと、ちょっと怖かったなと。出産で疲れ切った体に、3時間ごとのミルクがあって、自分の食事もしなくちゃいけないし、全部のしかかっていたって想像すると怖いですね。 仕事をしてて育児をやらない人は協力的じゃない、みたいな目で見られるのもわかります。

いやいやいや。でもちょっと耳が痛いですね。

遠藤

多分、僕は結構本気で向き合って、それは本当に良かったなと思います。子どもの成長による変化を細かく見ることができたので、何ができるようになったとか、笑うようになったとか、そういう変化を妻と同じタイミングで見ることができて良かったなと思いますね。 24時間一緒にいないと分からないことなので、それは本当に良かったポイントだなと思います。

この先どんどん一緒にいる時間って絶対減っていってしまうっていうのがあるんでそうですよね。そこを一緒にいれるのって、すごく貴重な時間ですよね。


橋川さんはどうでした?

今年育休を取得した2人のエンジニア
橋川

僕はその、PC返却しなくてよかったので、ちょっとSlack見たりとか、インプットの時間を取りたいなって思ってたんですよ。

でも無理でしたね。結局PC開くことほぼなかったので、別に返却してもあんま変わんなかった。


で、役割分担で言うと、やっぱりその妻が出産後弱っていて、あとはほぼ完全母乳だったので、日中の妻は夜中の疲れと睡眠不足で寝てることが多かったので、洗濯とか掃除とか、あと料理も人生で初めて挑戦して、なるべく家事は自分がやるようにしてました。

産後の数か月って本当に大事なんだろうなっていうのを本当に思ってます。

橋川

妻は子どもにつきっきりという感じで、その分僕が家事をやってたんですけど、もし妻一人だったら子どもにつきっきりにならなきゃいけないけど、家事もしなきゃいけなくて、それは無理ですよね。

なるほど。じゃあ本当に仕事をしてたっていう感じは全くないですね。まあ、そうですよね。

遠藤

仕事のことは育休に入った途端、すぐ忘れちゃうくらい、比率が変わりました。

橋川

僕も結局PC開いたの育休の最後の2日ぐらいです。

やっぱその辺は思ってたのと違うって感じなんですね。

育休を取ってみてどうだった?

ではですね、ここからは育休が明けて、復帰してからのところをお聞きしたいんですけど、やっぱり育休とってよかったなって思います?

遠藤

そうですね。期間は3か月だったんですけど、本当によかったなと思いました。

ただ、育休を終えるタイミングぐらいで、もっと取ればよかったなって思いましたね。やっぱり子どもの成長が楽しいんだなって思ったので、半年から1年とか取れるだけ取りたかったなと。


育休が開けるときに、子どもの変化がちょっと見られなくなるのは少し寂しかったですね。

結論は取って良かったってことですか?

遠藤

そうですね。取って良かったというより、取らなかったら妻がどうなってたかが心配ですね。

橋川

遠藤さんもさっきおっしゃってましたけど、やっぱり夫婦の関係というのがあって、育休入って1週間ぐらいで、軽く喧嘩をしてしまったことがあって。

僕も頑張ってるつもりだったんですけど、それはつもりに過ぎなかったみたいで。

ただ育休のおかげで時間があるので、妻とちゃんと向き合って話す時間が取れて、どう改善していくかしっかり話し合えました。


それからは割と関係よくできたんですが、もし僕が仕事をしていたら、そういう時間も取れなかったので、とって良かったなって思いますね。

確かに子どももそうなんですけど、妻と生活についてきちんと話したことないかもしれないなって。そこに向き合うっていうのも大事ですね。

復帰してからの変化は?

実際、子育てと仕事の両立は復帰してみてどうですか?

遠藤

今は正直、自分の中では両立してるかっていうと、結構まだ不安があって。

子どもができる前は割と「残業」という、シンプルである意味最強の手段を取れたなと思ってるんです。それが育休を明けて全く取れなくなってしまって。

やっぱり育児を手伝うために、すぐ帰るようにしてまして、仕事が先伸ばしになっちゃうものも出てきて、両立できてるかって言われると、ちょっと微妙なポイントだなと思いますね。

両立っていうよりは育児に優先度を置いてる状態です。


今だと、なるべくこの時間でいかに収めるかってタイムマネジメントを頑張るんで、メリットにも繋がって精度が上がっていそうです。

うん。確かにタイムマネジメントはすごい大事になってましたよね。

遠藤

土日に関しても、やっぱり育児に使う時間が増えたので、エンジニアとして調べ物をする時間とか、前より気軽に取れなくなったなとは思います。

今はスキマ時間でも大事にしなきゃいけないと思って、ちょっと椅子に座って休む時間さえももったいないなって思って、なるべく本を読んだりとかに使おうと意識してますね。

なるほど。確かに時間の重要性はありますよね。


どうですか?

橋川さんは両立に関しては。

橋川

ほとんど一緒というか、子どもが生まれる前は残業でなんとかしてた、ってこともそうですよね。今は残業しても1時間まで、と決めていて。もっと働きたいけどこの辺でやめておく、とかが多くて。

仕事両立っていうと、今は割と僕が一人で勧められる仕事が多いので、そこまででもないんですけど、今後作ったものがリリースされて、アラートが鳴った時にどうするかとか、そういうのも含めて、仕事と子育てを両立できるかっていう不安はまだありますね。


今のところは僕も仕事中のタイムマネジメントを以前より考えるようになってて、一旦なんとかしてるっていう感じですかね。

いや、そうですよね。前までだと夜中にアラート鳴ったら、普通に対応してたし、「今日中」みたいなタスクはゴリゴリ残業してやったりもありましたよね。

橋川

子どもが生まれるにあたって、ちょっと遠いところに引っ越しまして。通勤時の電車の時間を、以前はYouTube見たりとか、自分の好きな時間に使ってたんですけど、そこをインプットに当てるようになりました。家族と向き合うために、貴重な時間を効率的に使おうとしてます。

そうですよね。確かに時間の使い方は全然違いますよね。

これから育休を取る人にアドバイス

では最後に、今後取る人に向けてのアドバイスなんかあったりしますかね。

遠藤

自分のアドバイス的にはもう躊躇せずに、取りたいと思った期間は絶対取った方がいいって思ってて。もし自分が次に取る時は半年は取ろうかなって。


今はまだ子どもは自分で動けない。面倒見る負担も多分まだマシなんですね。だから育児の真骨頂みたいなのはまだ味わえてないのかなと思って、どんどん負担が増えてる感じなんですよ。子どもが動くようになってきて、いろいろ手に取っちゃったりとか考えると、全部を妻一人に任せちゃうのは怖いなと思ってて。なので、分担できるならできる限り育児の時間を取りたいなとは思ってますね。

そうですよね。今後は実際、目が離せなくなってきちゃいますもんね。

遠藤

仕事に関しては、余裕を持って相談できれば、チームメンバーの成長にも繋がっていいですし、実際やってくれるメンバーが多いかなと思っています。うちの会社にはそういう優秀なメンバーが多いので、不安にならずに自信を持って任せ切っちゃっていいんじゃないかなって思いましたね。

うん、確かにそうですよね。

橋川さんはどうですか?

橋川

もし次に取る場合は、僕は制度としての「育児休暇」を多分、3か月から半年ぐらいちゃんと取りたいなと思ってます。

というのも、一人目は本当にちっちゃい赤ちゃん一人のことを見てればいいんですけど、もし2人目となったら、多分今の子が二歳、三歳とかになってて、そこにもう一人増えるので、一人じゃ絶対見れないと思います。なので、今よりも全然大変だと思うので、そこは思い切って3か月から半年ぐらいは取りたいなって思ってますね。

うん、うん、なるほど。

橋川

今回、制度としての「育児休暇」を取らなかったのって結構色々比較検討をして、制度としての育休を取ると、給料が減ってしまう点もあって。今だと多分三分の二になる。


逆に、社会保障とかの部分が引かれなかったりはするんですけど、上限があって月三十万までしかもらえない。そうなった時に有給休暇ならば減ることはないので。今回はその一か月休もうと思っていたので、その期間だったら制度としての育休を取って給料を減らすよりは、有給を消化しちゃおうっていうことにしたんですけど、もし2人目がとなったらもっと長い期間取りたいなと思っています。


そしたら有給で賄うのはちょっと厳しいと思うので、「育児休暇」を取るようにしたいですね。

遠藤

確かに収入の面は注意した上で、その「育児休暇」の制度の方を使ってましたね。給付金の振り込みタイミングも結構後ろの方なんで。

シンプルに言うと、銀行の残高が減る期間が結構あって、会社からの給料なしで給付金の振り込みもない、みたいな期間があるんで、そこは注意かもしれないですね。

後からまとめて2か月分振り込まれるスタイルだったんですけど、その期間までは収入は一瞬途絶えるので、そこは注意しないといけないですね。

橋川

お金がかかるのは生まれた時なんですけど、お金が入ってくるのはそれより全然あとなので。

育休は取るべきなの?

遠藤

時代的なものもあるかもしれないんですけど、テレビとかニュースとか見てると、男性はやっぱり育休を取るべきだよねみたいな風潮がやっぱあるじゃないですか。育休をとることは結構大事なことだってすり込みが少しあるのかもしれないですが、間接的なきっかけにはなっている気がします。

迷いました?

実際取る時にどうしようとか?

遠藤

迷いはあんまりなくて。普段からちょっと情報を調べてるというか、大変っていうのは確実にわかってたことが、やっぱ夫婦関係の継続も考えると、ここで亀裂が入っちゃうと辛いので。ここは育児に専念してる期間をまとめて取っちゃった方が長期的にはいいのかなって思って、あんまり躊躇せずにとれましたね。


周りからもおめでとうございます、みたいな感じで「是非とってください」とか、「助けられることがあったら言ってください」とかいいメンバーがそろっていたので、そこは感謝ですね。

橋川

休むことに関しての迷いは全くなかったですね。

やっぱり先輩たちも育休取ってる方が多く、文化として根付いてきているなっていうのもあって、そこに対する躊躇とかはなくて、ただそれを制度として取るか、有給で賄うかみたいなところはすごい迷ったところだったんですけど。

結構人事の労務の方も相談にのって下さったんですが、メリット・デメリットを比較して結論を出したので、そこも比較検討しました。

人事とか相談に乗ってくれるんですか?

橋川

面談って多分みんな入ると思うんですよね。その育休を取得する、育休の意向みたいな取得するつもりですか?みたいなのは、社内の人事ツールから申請するところがあって、それで育休を取得したいです、というのを入れると面談が入るんですよ。

そんな仕組みまであるのか。俺の時もあったんだろうか?

橋川

僕はその面談の時に、その制度としてとか、PCの返却だったりとか、給料もまあ、会社っていうよりは、国からになるんですよね。だからそれがいくらになりますとか、そういった説明を結構丁寧にしていただいて。

有給で賄ったらどういう感じになるとか、そういったところも相談させていただきました。

ええ、すごいや、全然知らなかったです。

僕の頃、本当に1人2人取ってたかな?ぐらいの感覚で他の方が取られてて。なんかそんな育休っていうのはあんまり頭になかったのかもしれないですね。

まとめ

星さんの頃と比較すると、会社としてもサポート体制が充実してきているなということや、取得に関するハードルも下がっているということを実感しました。

また、AmebaLife事業部の責任者である下山さんを始め、各セクションのエンジニアの責任者達が育休を取得していることもあり、メンバーがいざ取得したいという状況になった際に、とても取得しやすい環境だということも言えそうです。

育休に関してエンジニア視点で何かあるだろうか?という疑問もあったのですが、特にそういう点はほとんどなく、これからお子さんが生まれる方全員にとっても、役に立ちそうな話が多かったのではないでしょうか。

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