文系新卒エンジニアに迫る!Amebaでどう活躍しているの?

Ameba事業本部には約130名のエンジニアが在籍しており、様々な経歴を持っています。 その中でも今回は、「文系学部だけどエンジニアを目指したい」という学生の方々の参考になればと思い、文系出身の新卒エンジニアの2名に、Amebaでどのような活躍をしているのか迫っていきます!

出演:松岡 穂高・照井 崚太 取材・撮影:荘司 輝平・江原 一誠 編集:Ameba編集部

  • 松岡 穂高
    2022年株式会社サイバーエージェントに新卒入社。 Ameba事業本部のピグ事業部に配属。 バックエンドエンジニアとしてピグパーティの運用と新規サービスの開発に従事している。
  • 照井 崚太
    2022年株式会社サイバーエージェントに新卒入社。 Ameba事業本部のブロガーエコノミー局に配属。 バックエンドエンジニアとして、Ameba Pickの開発に従事している。

文系大学からエンジニアを目指した理由って?

出身大学と、学生時代にしていたことを教えてもらえますか?

松岡

関西大学の商学部出身で、ごく普通の大学生でした。

会計学を専攻していたので、主に簿記や財務諸表分析の勉強をしていました。

照井

自分は、東北学院大学経済学部を卒業していて、大学時代は筋トレに励みボディメイクのコンテストに出場したりしてました。筋トレは入社後も続けています!


あとは4年の時に、カナダへ1年間ワーキングホリデーに行ったりしていました。

おふたりとも文系学部でしたが、エンジニアに興味を持ったきっかけを教えてください。

松岡

大学の授業内容に興味を持てなくて、単位を取るためだけに通っていたんです…。

そんな時ふと、子どものころから「モノ作り」が好きだったことを思い出しました。


そこから、毎日何気なく身近に使っているアプリケーションを「自分でも作ってみたい!」と思うようになって。

それがきっかけでプログラミングに興味を持ちました。

照井

実はもともと消防士になろうと思っていたのですが…!

ワーキングホリデー中にカナダで多く目にした、「場所を選ばない働き方」に興味を持つようになって。エンジニアという職業を選びました。

事業部内の分離比率や年代別の文系割合が分かるグラフ
Ameba事業本部の18〜22年度に新卒入社したエンジニアを対象にしたアンケート結果

「黙々とコードを書くの…?」新卒がする開発って?

普段はどんな仕事をしているのでしょうか?

松岡 

僕はピグパーティと新規サービスの開発をしています。


ピグパの方は、主にSREとして新しい技術の導入やパフォーマンス改善などが担当です。

新規の方ではサービス基盤の設計から開発まで任せてもらっています。

照井

Ameba PickというAmeba公式アフィリエイト機能の開発に携わっていて、新規機能の開発を行っています。

どのようにタスクが任されるんですか?

松岡

細かい機能実装や改修にアサインされる場合もあれば、大きな機能リリースをメインで任されることもあります。

仕様書があってその通りにコードを書くというよりも、1から設計をして実装することが多いですね。

照井

自分も詳細設計から実装・リリースまで任せてもらっていますね。

実装する際、もちろんトレーナーのサポートもあるのですが、ほとんど1人で担当します。

設計からということですね。技術選定から要件定義することもあるんですか?

松岡

そうですね。とくに新規サービスの開発では、技術選定から仕様を考えることが多いです。どの技術やツールがサービスにあっているかメリット・デメリットを考慮しながら検証し、トレーナーと擦り合わせを行い、選定します。

なるほど。エンジニアって個人で黙々とコードを書くイメージがあって......!

仕事で関わるメンバーは限定されていますか?

松岡

そうですね。

自分は月に1回行われるピグ事業部の締め会の司会をやったり、採用イベントに参加をしたりと、事業部内外での活動もあります。

照井

最近はAmeba事業本部の横断的な活性化施策が増えていて、「Ameba朝会」や「みんブロ*¹」の運営をしたりしていました。

配属された当初の技術レベルは?

配属された当初、技術レベルってどれくらいだったんですか?

松岡

そこまで高くはなかったと思います。

ピグではNode.jsを使っているのですが、自分は今まで使ったことはなかったですし、インフラで採用しているKubernetes*²はほとんど知見がなかったですね。

照井

機能実装などはやったことがありましたが、設計から行うことは、あまりやったことがなかったです。

メジャーなプログラムの設計手法を研修で触ったことがあるくらいで、大規模プロジェクトのソースコードの設計とかの経験は浅かったですね。

配属後はどのようにキャッチアップを進めましたか?

松岡

わからない技術はとにかくインプットしました。

ただ、どちらかというと技術よりもドメイン知識の獲得が難しかったです。

ピグはゲーム内特有のワードがあったり、歴史も長いためブラックボックス化されているソースコードもありました。自分は、トレーナーとの1on1を2日に1回行っているので、わからない事はその時間ですべてキャッチアップしていました。

照井

Ameba Pickはサーバーチーム内で、マイクロサービスの理解を深める勉強会があったのでそこでキャッチアップをしました。

あとは、Slackで自分のtimesチャンネルを開設し、業務進捗を常に残すことによって、チーム内とコミュニケーションを取りやすい状態を作りました。

トレーナーとの関わりってどんな感じ?1on1で話す内容って?

先ほど1on1というワードが出てきましたが、実際にはトレーナーと何を話しているのですか?

松岡

僕は、基本的には今日やったことと明日やることの共有をします。

また、技術的につまづいていることや悩んでいることがあれば相談をしたり、逆に自分から導入したい技術があれば提案したりしてます。


あとは、仕事以外の話もよくしたりしてます。

趣味の話や休日の話などプライベートの話もしますし、たまにですが、仕事終わりには一緒に散歩しながら熱い会話をすることもあります(笑)。

照井

自分はトレーナーが2人いるので、2on1と1on1を隔週入れ替わりでやっています。


1on1は社内のカフェスペースでお茶しながら、今週の良かったところや学んだこと、モチベーションをスプレッドシートに書き込んで、トレーナーにコメントを入れてもらっています。


2on1のほうは、若手のトレーナーとベテランのトレーナーと3人で行っています。

トレーナーは自分をトレーニーとして担当するのが初めてだったので、さらに年次の高いエンジニアがバックアップとしてサポートしていただいています。

新卒目線で日々感じる「Amebaならではの成長環境」

これはAmebaならではの成長環境だなと思うことってありますか?

松岡

新規サービスの立ち上げが経験できるのは、大きな成長ポイントだと思います。

試行錯誤する時間が圧倒的に多く、事業目線で視座を高く持ちながら開発に関わることができます。


またAmebaは、事業部全体の雰囲気が和やかですし、優しい人が多いなと感じます。

心理的安全性が高くて、チーム内でのコミュニケーションが非常にやりやすいですね。

照井

育成環境面で言うと、事業の歴史が長い分、育成に関するナレッジが豊富に溜まっており、サポートがとても手厚いですね。


他にも、幅広い世代のエンジニアがいるので、事業部の垣根を超えて技術書の輪読会を行ったりします。

気軽に経験値が高いエンジニアと技術的な話ができたり、交流できるのは多くのサービスを抱えるAmebaならではの魅力だなと思います。

松岡

あと毎月事業部内で表彰式があるのですが、同期や周りの先輩方が表彰されているのを見るとモチベーションが上がります。


自分も以前、ありがたいことにルーキー賞をいただいたのですが、同期から「次は自分がルーキー賞とるから!」と宣言されたりして(笑)。

現状に満足せずに、もっと大きな成果を出そうというモチベーションに繋がりました。

松岡がBEST ROOKIE賞を受賞した時の様子
Ameba事業本部表彰式の様子

最後に、Amebaでの今後の展望を聞かせていただけますか?

松岡

まずは今携わっている新規サービスのリリースを目標に頑張っています。


あとは、既存サービスの課題を新規サービスでは改善できている状態にしていきたいですね。

年代や性別、興味関心などのユーザー属性に対して、適切なサービス提供をすることがシステム的に難しいのが現状で、それは自分が課題だなと感じているポイントです。


なのでデータを十分に活用できる体制を整えて、ユーザーに満足して楽しんでいただけるようなプロダクト作りを目指していきたいです!

照井

直近は、他社システムと連携して開発している機能リリースが目前にあるので、スケジュール通りリリースすることが目標です。


今回の開発で仕事の進め方などたくさん学ぶことがあったので、この経験を活かし、チームメンバーから信頼されるエンジニアになりたいです。

Ameba Pickを通してユーザーの満足度を上げていけるよう頑張りたいです!

最後に

今回は、文系出身の新卒エンジニア2名にインタビューを行いました。

Ameba事業本部は育成環境が充実しており、新卒でも1年目から活躍できる環境があることがわかりました。


初めは、コードを書くことだけがエンジニアの仕事だと思っていましたが、開発以外の仕事も積極的に取り組み、チームの活性化に組織貢献できるのも若手の大きな役割であることが印象的でした。


現役の新卒エンジニアのリアルな声が、就活中の学生の皆さんやエンジニアを目指す方々にとって参考になれば嬉しいです。



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  • 出演松岡 穂高・照井 崚太
  • 取材・撮影荘司 輝平・江原 一誠
  • 編集Ameba編集部

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