

ameba.jp
アメブロを始めたきっかけはふたつあります。
ひとつは、文字での発信に魅力を感じたこと。
もともとは画像メインのSNSでファッションをテーマに発信していましたが、画像に添えるキャプションだけでは自分の意図やテンションが伝えきれないことに限界を感じていました。
その点、テキストベースのブログだと自分の考えもしっかり伝えられるし、読者のみなさんが自分のペースで楽しめるかなと。流し読みもできるし、じっくり読みたいと思うところはじっくり読めるので良いなと思いました。
もうひとつは、アメブロの現担当者の熱意に負けたこと。
実は公式トップブロガーとしてお声をかけていただいたとき、時間が全く足りない状態で、個人で始めたブログも更新が止まっている状態だったんですよね。
それにアメブロは、昔からずっと同じ形態のサービスなだけにちょっとした古さを感じてしまうところもあって、最初はあまり気乗りしていなかったんです。
でも、担当さんからアメブロの魅力やどんな想いで活動しているかを聞いたときに「自分のサービスをピュアに愛しているんだな」と感じて。私が感じていた“古さ”も歴史があってこそだし、そうした熱量のある人たちと一緒に活動がしたいっていうのがいちばんの決め手になりました。
私の場合、発信テーマのファッションがお仕事にも繋がっているのですが、こういうところが良い!という細かいレビューだけでなく、根底にある自分の想いや考えを伝えるのに、ブログはめちゃくちゃいい場所だなと思っています。
そもそも、私の発信の大元にあるメッセージは、「自分で自分をハッピーにしよう」。
なんかこう、女性って歳を重ねれば重ねるほど、ハートも強くなるし優しくなるし、内面的にも魅力を増していくのに、一方で肌が衰えたり体型が崩れてきたりして、「若いほうがいい」みたいな風潮に押されてしまったりするじゃないですか。そういうことにもどかしさを感じていたんですよね。
そうしたことがたとえ少しでも、ファッションの力で解決できると思ったんです。自信のない自分に素敵なお洋服を着せてあげるだけで、誰かの力を借りず、自己肯定感を上げられるわけじゃないですか。自分の機嫌を取るだけでとてつもなくハッピーだし、大人な生き方だなって。また、そうやって自分がハッピーになることで、周りの評価も気にならなくなるんじゃないかなと。
“なんかこの人なら真似できそう!”と思えるような、友達のような感覚でブログを読んでもらえたらなと思っています。
実はブログを書いている時間は、私にとって反省のひとときにもなっていて。例えば心にしこりが残るようなことがあったとき、いったん誰かに伝えようと思って書くことで思考が整理されるじゃないですか。
そうした記事は結局、公開しないことも多いんですけど、書く時間を通して“あのときはこういう言い方が良かったかも”、“こうしたらよかったかな”といった客観的な反省ができるんですよね。また、それを公開したらしたで、本来得られなかったようなフィードバックをもらえることもあるし。
ブログの更新を待ってくださる方がひとりでも知ると、とても嬉しくて、やめられなくなります。「23時を過ぎたら今日はもうないのかなって思いながら寝ます」とか「常に画面内にkyokoさんのブログを表示しています」とか。人数の問題ではなく、新しい記事を待っていてくださる方の存在が、モチベーションとしてはすごく大きかったですね。
最初は誰にも読んでもらえないかもしれないけれど、まずは自分の言葉を真摯に紡いでいくことなのかなと思います。ついつい周囲に迎合して万人に受けることを意識したくなったりするかもしれませんが、正直な自分の発信を続けていれば必ず、読んでくれる方が少しずつ増えていくはずです。