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ありのままの日常が、いつしかプライスレスな宝物に

  • インタビュー
  • 渡辺美奈代
    2007年からアメブロでご家庭の日常を発信し続けてきた渡辺美奈代さん。総合ランキングでも常に上位をキープするなど、ありのままの飾らない発信スタイルが支持されています。

子育て日記が今ではかけがえのない宝物に

アメブロを始めて、今年でもう17年目。私がブログを始めたのは、息子2人の子育ての真っ最中のころでした。

小学生の長男と生まれたばかりの次男を育て、本当に慌ただしい日々を過ごしていましたね。

そんなとき、お家にいながらも発信活動ができる“ブログ”というものがあると教えてもらって。


もともとお家にいることが大好きだったので、そんな私の日常生活の様子や普段の過ごし方を発信できたら楽しいんじゃないかなと思い、始めてみました。

また、発信ツールとしてだけではなく、私自身にとっては子供2人の成長の記録を残していける“子育て日記”のような存在にもなるんじゃないかとも思ったんです。


実際に、2007年から現在までブログを続けてきたことで、子どもたちの成長過程が全部アメブロに残っているんですよ。

子どもの誕生日などの節目に、過去のブログを読み返すのもとても楽しいですね。

「このときあんなことがあったんだな」「こんなふうに感じていたんだな」と、何年も前のことなのに、その当時の光景や感情が鮮明に思い浮かんできて……。

子どもたちが大人になったいま、とくにそれが嬉しいなと思うんです。本当に続けてきてよかったって。

届けたいのは、ママさんたちが活力を得られる場所

アメブロで発信していることは、本当にごくごく普通の日常です。ご飯を作ったり、お掃除をしたり、スーパーで買い物したり(笑)

“タレント”としてのブログではなく、母であり妻であり、そして“ありのままの私”を映したブログになっているなと感じますね。


何も飾らない、素の自分を見せていくことで、日々がんばるママさんたちに共感して楽しんでもらえたり、モチベーションに繋がったりしてくれるといいなと。

「あのブログを見にいけば、今日の夕食の一品が決まるかも」とか「お掃除がんばってるから、私もちょっとやってみよう」とか、そんな場所であってほしいんです。


ブログを続けたことで起こった変化は、ファンの方の幅が広がったということ。以前は男性ファンがほぼ大半を占めていましたが、今では女性が7〜8割くらいに!

また、年齢層も広がっていて、今まさに子育てをされている若いお母さん方にも見ていただけるようになりました。

私自身はいま子育てが一段落していますが、読者の方は「子どもが大きくなったらこんな感じになるのかな」という参考のために読んでくださっているようです。

ずっと“子育てブログ”として発信を続けてきましたが、子育てが一段落したいま、これからは“子育て後の変わりゆくライフスタイル”なんかも発信していければと思っています。

アメブロから広がった、あたらしい世界

いまでこそさまざまなSNSをやっている私ですが、インターネットで自分を発信するようになったのは、アメブロが初めて。それまで、パソコンに苦手意識を抱いていましたが、アメブロを始めてからいろんなことができるようになりました。だから私にとってアメブロは、まさに“学校”のような存在(笑)


それにアメブロを続けてきたからこそ、今ではSNSをはじめとした新しいものに対して恐れることがなくなった感覚があります。「何事もやってみよう!」と思えるようになったというか。


ここまで長い間アメブロを続けてこられたのは、ただただ楽しかったから。

私自身ブログを楽しみたいし、読者さんにも気軽に見てもらいたいので、長文で書くことはあまりありません。続けやすいスタイルでやっているんです。

変に自分を飾りすぎたり、「書かなきゃ!」と焦ったり、思ってもいないことを綴ったりするのは、自分じゃなくなって苦しいんじゃないかな。それだと続けられないですよね。

でもアメブロは、自分が納得できること、好きだと思えることを投稿して、誰かに楽しんでもらえたらOKな場所。だから、まずは自分が楽しいかということが重要だと思うんです。

あまり重く考えすぎず、始めるのは気軽で全然大丈夫!

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