Spindle SUMMIT 2025開催レポート

2025年5月30日(金)に開催されたSpindle SUMMIT 2025のレポートをお届けします。

執筆:大西 絢子 撮影:権藤 直人

こんにちわ。Amebaブログプロダクトマネージャーのakoです。


先日、第3回目のSpindle SUMMITが開催されました。

今までのイベントレポートはこちらです。

開催の目的

今年のテーマは「拡張」。


Spindleは「Amebaらしさ」を体現するデザインシステムですが、Amebaのブランドイメージをブログからライフスタイルへ拡張するために、Spindle自身も新規メディア等に対応すべく「拡張」していきます。

会場の壁に並べられた「Spindle SUMMIT 2025」の公式バナー。黒地にグリーンのドット模様が印象的で、統一感のあるブランディングが際立つ。

今回はこの「拡張」をテーマに、Spindleの進化とデザインシステムの可能性について掘り下げました。


今年は参加者全員に特別オリジナルグッズが配られました。

  • トートバック(今年のテーマロゴ入り!)
  • 缶バッチ(Spindleロゴ)
  • ステッカー(Spindleロゴ)
  • 周年ウォーター(喉を潤すだけじゃない、記念になる1本)
Spindle SUMMIT 2025の参加者向け記念グッズ。黒いトートバッグに加え、ロゴ入り缶バッジと「20周年」記念のミネラルウォーターが並べられている。

運営メンバー用にはかっこよさげなシャツも制作しました。

Spindleのワークシャツ背面にあしらわれたロゴと「Ameba Design System」の文字が大きく写されたクローズアップショット。ブランドの力強さを感じさせる構図。
屋外でSpindleの黒いワークシャツを着た女性が横を向いて立っている姿。

華金も兼ねて乾杯

乾杯の音頭とともにスタート。日頃は別チームで働く仲間ともグラスを交わし、和やかなムードに包まれた幕開けでした。

その後コンセプトに合わせた動画を上映。

Theme : 拡張
デザインシステムSpindle(スピンドル)は"Amebaらしさ"を一貫してユーザーに届けるための仕組みです。
https://spindle.ameba.design

2024年活動報告

そしてJさんからのプレゼンテーション。

ここでは2024年に行ったことの活動報告がされました。

  • AmebaとSpindleがGoogle I/Oで取り上げられました
  • WebDesigningに掲載されました
  • CADCのLPをSpindleで構築しました
  • Ameba20周年YEARに関連する活動がありました
  • Amebaチョイスをリリースしました
  • Spindle Leadが多数登壇しました
  • ホンディさんが書籍を執筆しました
  • Figma Pluginに関する活動がありました(例: Ameba Text Linter)
  • Componentが追加されました
  • WINTICKET Design Systemに関連する活動がありました
  • Spindleを使うと実装が3倍早いことを実証しました
スクリーンに「Spindle Lead 登壇多数」と題されたスライドが映し出されている様子。会場では参加者たちが真剣にプレゼンテーションを見守っている。
今年は最も登壇した回数が多かったとか。。。👏
「ホンディ書籍を執筆」と題されたスライドが表示されており、ホンディ氏が執筆した書籍『モバイルアプリアクセシビリティ入門』の表紙と内容の一部が紹介されている。
ホンディさん書籍執筆👏

EXPANSION PACK

これは「Amebaブログ」から「AmebaLIFE」へサービスが拡大していくために必要な準備を整える手引書と、汎用的な追加Componentやレイアウトをまとめたものです。


このEXPANSION PACKは、既存Spindleのv2ではなく、追加の外付け拡張パックという位置づけです。Componentや要素の追加だけでなく、デザインシステムの概念そのものも拡張していく取り組みとして捉えています。

Spindle SUMMIT 2025のスライドに「EXPANSION PACK」のビジュアルが表示されている様子。

PRODUCTすごろく

プロダクト開発版すごろくというコンセプトの新作。新規事業の開発をもっと簡単に、もっと楽しくするためのツールです。


開発フローと散らばったフレームワークを一つに統合した画期的なツールと位置づけられています。

「PRODUCTすごろく」と題されたスライド。プロダクト開発をゲーム感覚で学べるツールのビジュアルと「すごろくしたらリリースできちゃった」のキャッチコピーが印象的。

そして今年は3つのSpindler LTを実施しました。

WINTICKETのデザインシステムの話

松本 愛梨さんと樋口 朋香さんからWINTICKETのデザインシステムが創られるまでの背景や課題、今後スケールするための設計思想について語っていただきました。

女性2人が登壇してプレゼンを行っている様子。1人がマイクを持ち、もう1人が笑顔で会場を見渡している。
松本 愛梨さんと樋口 朋香さん

新卒研修でSpindleを使った話

湯本 航基(ゆーみん)さんから紹介された新卒研修におけるSpindle活用事例。ものづくりを通じた学びと気づきが共有されました。

若い男性がスピーカーとして登壇しているシーン。手にマイクを持ち、笑顔で話している姿。
湯本 航基(ゆーみん)さん

Spindle MCPで変わるデザインシステムの開発

最後は原 一成さんと柳 耕太さんからSpindle MCPサーバーを作り開発生産性を爆上げした話をしていただきました。

開発生産性を飛躍的に高めたMCPサーバーの導入背景、工夫、結果についての技術的なセッションでした。

2人の男性がSpindle MCPサーバーについてプレゼンしている様子。ひとりがマイクを持ち、もうひとりはハイボールを持ちスクリーンに目を向けている。
原 一成さんと柳 耕太さん

Spindle MCPサーバーに関する詳細は、以下のブログ記事で公開されています。

表彰(AWARD)

毎年恒例の表彰!

今年はなんと、、、、!柳耕太さんが受賞!


パグさんおめでとう!

Spindle SUMMIT 2025の表彰式にて、受賞者が賞状を手に笑顔でピースサインをしている様子。
パグさんおめ!👏

Spindle Talk(Spindle Talk with Tani)

スペシャルセッションとして行われたSpindle Talkでは、創始者メンバーによりディスカッションが行われました。

「Spindle Talk with Tani」と題されたセッションで、6名の登壇者が壇上でディスカッションに参加している風景。

最後はみんなでニコり

Spindle SUMMIT 2025の全参加者による集合写真。前列中央には賞を受賞した参加者がトロフィーを持ち、皆が笑顔でカメラに収まっている。
にっこり☺︎

今年も集合写真を撮りました。新しいメンバーも、長く関わるメンバーも混じっていて、非常に感慨深いです。

懇親会

懇親会での交流風景。複数の参加者が飲み物を片手に会話を楽しんでいる様子。
Spindle SUMMIT 2025の会場でポーズを取る5人の参加者。皆が笑顔でピースサインをしながらカメラに収まっている、懇親会の和やかな一コマ。

Spindlerは本当に仲良しです。

おわりに

今年は、Ameba以外のプロダクトに携わる仲間の参加も増え、Spindleがより横断的な文化となりつつあることを実感できました。

これからもSpindleは、ものづくりに向き合う姿勢を大切にしながら、サービスの枠を超えて、多くの人やプロダクトに価値を届ける存在でありたいと考えています。


Spindle SUMMIT 2025に関わってくれた運営・参加者の皆様ありがとうございました。

Spindle運営メンバーたちが一列に並び、ロゴ入りの黒いユニフォームを着てポーズをとっている。
Amebaブランディングチーム
  • 執筆大西 絢子
  • 撮影権藤 直人

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