アワビを捌く!?ピグエンジニア組織の「スーパー海鮮パーティ」

ピグ事業部では以前、事業部内でのチームをまたいだエンジニア同士の交流会がよく行われていたようです。 しかし、コロナ禍によってそのような機会が減ってしまいました。 そのため、自分達で貝を捌く「スーパー海鮮パーティ」という交流会を企画してピグエンジニア組織で開催してみました。

文:川口 遼

  • 川口 遼
    2020新卒入社のサーバーサイドエンジニア。現在はピグ事業部にて新規サービスの開発を行なう。

アメーバピグの時代から存在するピグ事業部は、長い時間をかけて数多くのサービスをリリースしてきました。長年の経験から得られた技術や知見、ドメイン知識などをピグ内でのチームをまたいで相互に共有しあうことが、仕事を進めるうえで大いに役に立ちます。

ここ数年はコロナ禍によってピグエンジニア全体の交流会が行われておりませんでした。新たにピグのエンジニア組織にジョインしたメンバーも多く、お互いに顔を合わせたことのないメンバーが増えてきました。久しぶりの交流を行う機会を作ることで、まずはお互いを知り、チームをまたいだコミュニケーションや連携を円滑に行うことに繋げられないかと思い、ピグ事業部全体でのエンジニア交流会を企画してみました。

交流会の候補として、LT会や飲み会の開催なども検討しました。しかし、そのような交流会は恐らくみなさんが過去に何度も経験があるかと思いますし、今回は誰もがワクワクするような新しい交流会を行いたいと考えました。そこで出たアイデアが「スーパー海鮮パーティ」。このパーティは、ただ美味しい海鮮を食べるというだけではなく、自分達でそれらを捌いたり調理をすることができるという、体験型のコンテンツになっています。 食材として、鮮魚や日常ではまず触れることのない生きたままのアワビやホタテなども用意します。

私は以前海鮮居酒屋で働いていたということもあり、アワビをkg単位でたくさん発注して、友人数人と捌いて食べまくるといった会をよく開催しておりました。高価な印象のあるアワビですが、養殖の韓国産活エゾあわびなどはkgあたり数千円と価格が安く、美味でコストパフォーマンスがよいです。業者へ問い合わせを行うと個人でもkg単位で購入可能で、現在ではネット通販でも購入できるところがあるようです。 この会は非常に盛り上がるだけでなく、費用が飲み会と比較して抑えられるといったメリットもあるため、エンジニア組織にも生かせないかと考えました。

スーパー海鮮パーティの食材やお酒など。

スーパー海鮮パーティの会場として、会社のオフィスから徒歩数分にある、調理可能なレンタルルームを借りました。部屋はマンションの個室で、調理機材付きで広さは40平米ほどです。活アワビは業者から2kgほど発注し、活ホタテは6kgほどをネット通販で購入。運営側では、貝やスーパーの鮮魚コーナーで購入した魚の柵の以外にも、つまや調味料、レトルトのご飯、缶のお酒などを用意しました。各自飲みたいお酒やおつまみを持参していただいた方もいました。当日は13人のメンバーに参加していただけましたが、部屋の広さも、貝の量も、この人数でちょうど良かったです。

アワビを初めて触った方もたくさんいましたが、お互いに捌き方の知見を共有しあったり、役割分担などの協力し合うことで、全て捌ききることができました。

アワビは生きたままで鮮度が良いため、刺身はもちろん、バター醤油のソテーにして食べました。

ホタテも生きていて鮮度が良かったので、貝柱や貝ひもの刺身はもちろん、グリルで調理するなどして食べました。どれも非常に美味しかったです。

スーパー海鮮パーティを通して、初対面の方同士交流をすることができて、久しぶりの交流会は大成功でした。予算は全て含めても通常の飲み会と同じくらいに抑えられ、コストパフォーマンス的にも良い交流会だったと感じました。ただし、貝の発注や部屋のレンタルを行うなどの運営の負荷が少し多い点や、捌ける知識のある人が必要である点、特に生鮮食品の取り扱いには注意する点など、全く同じスキームで交流会を行う場合には注意すべきことがいくつかあります。しかし、参加メンバーからの評判は良く、このような記憶に残るような体験型の交流会というものに関しては非常に良かったと感じました。

ピグ事業部では、一緒に働くメンバーを募集しています。 今後も引き続き、スーパー海鮮パーティだけでなく新たな交流会も開催するかもしれないです!もしピグ事業部に興味があれば、是非こちらからエントリーをお願いします!

  • 川口 遼

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