新規事業の立案〜プロダクトグロースを担う若手PdM

AmebaLIFEで、新規事業の責任者(元プロダクトマネージャー)をしております彦坂と申します。 今回の記事では、Amebaブログが顧客起点でどのように新規のプロダクト開発をしているのか、その実態や顧客(ブロガー)に寄り添う文化についてご紹介します。

著者:彦坂 真一

  • 彦坂真一
    サイバーエージェントに2021年新卒入社 AmebaLIFE事業本部にて、新規事業の責任者/リードプロダクトマネージャーに従属。 週末は登録者3.5万人のYouTuberとして、クリエイター活動もしています。

2年目の若手プロダクトマネージャーが新規事業の提案

2023年2月に、約5年ぶり開催された「あしたからAmebaが変わる会議」(以降:あした会議)が開催されました。


Amebaのあしたを創るため、年次・職種問わずAmeba社員が協力しながら事業案を創り、直接役員に提案します。


当時は新卒2年の時で、提案者の中でも最年少でした。

先輩に何度も壁打ちをしてブラッシュアップを行い、Amebaの資産や、顧客データを活かした新規事業の提案をしました。

AmebaLIFEではこのように、年次や職種を問わず新規事業を提案する機会があり、成長機会や抜擢の機会があります。

事業採択後からすぐにN1分析を開始し新規プロダクトの立ち上げをスタート

あした会議で提案した事業案は採択され、あした会議実施後から数日後にはチームが発足され新規のプロダクト立ち上げがスタートしました。


始めはとにかく顧客の解像度を上げることに徹底的に向き合う方針とし、N1分析を合計30名ほど実施をしました。

プロダクト開発においてN1分析をして顧客の解像度を上げるのは非常に重要ですが、Amebaブログでは様々な角度から顧客の解像度を上げることができます。

ユーザーインタビューの様子
ユーザーインタビューの様子

例えばブロガーの方が書いた記事を読み込んだり、どのようにブログをカスタマイズしてるのかを見たり、行動データを分析したりなど多角的な視点で顧客の解像度をあげることができます。


特にブログ記事を読んで顧客の解像度を上げるのは他のプロダクトにはないアプローチの手法だと思います。


顧客インタビューを始める前にブログを読み込み、ある程度仮説を立てた上でインタビューができるので、限られた時間の中で答えを確かめられたり新しい示唆が得られたりできます。

公式パートナー制度を作り、顧客と共にプロダクト開発をできる環境を構築

プロダクトの開発フェーズではより顧客満足度を高めるためのヒントを得るため、ロイヤル顧客になるであろうブロガーの方に、公式パートナーになっていただきました。


新規のプロダクトの魅力を発信してもらうとともに、プロダクトアイデアの意見交換などをしています。


不定期でプロダクト改善のアイデアを出し合うブレスト会を実施したり、個別メッセージでコンセプトに対するフィードバックを頂いたり、すぐに壁打ちをしたいと思ったら意見をすぐにいただけるのが魅力的です。


実際に、プロダクト仕様の意思決定の判断材料として公式パートナーの方の意見を取り入れ実際に提案いただいた意見を採用した事例も数多くあります。

プロダクトマネージャーがオンラインセミナー講師になり、プロダクトの魅力を伝える

AmebaLIFEのカルチャーとして、事業やプロダクトを伸ばすためには職種にかかわらず手段を選ばないカルチャーがあります。


プロダクトをリリースし顧客に価値を感じてもらうためにプロダクトマネージャー自らがオンラインセミナーの講師となりプロダクトの魅力を伝えました。

オンラインセミナーの様子
オンラインセミナーの様子

例えばプロダクトの機能の使い方を実際の画面を用いて解説したり、ブロガーの方に登壇いただき活用事例をご紹介いただいたりすることで、プロダクトの魅力にまだ気づいてない方に魅力を伝えきることができました。


またブログを使いこなせてない顧客に対しても、基本的な使い方やノウハウをセミナーを通じて支援し、事業をグロースさせることも行なっています。

AmebaLIFEのPMとして活躍しませんか?

AmebaLIFEでは年次問わず、新規のプロダクト開発に携わる機会があり、顧客と共にプロダクトを良くしていくカルチャーがあります。


「つくる、つむぐ、つづく、」をビジョンとして「人と情報をつむぎ、暮らしが豊かに育ちつづけるための機会をつくる」をミッションとし、これからも人々の暮らしを豊かにするサービスを提供し続けていきます。


Amebaではこのようなビジョンやミッションに共感をしていただけるプロダクトマネージャーの方を募集しております。

彦坂真一
  • 著者彦坂 真一

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