なぜ、Amebaには「愛」が集まるのか?

サービス開始から17年、月間7500万人利用されて、愛されているAmebaブログ。 ありがたいことに、様々な方向から愛されています。 「ユーザーからの愛 」「チームの愛 」「Amebaへの愛」 これらの3つの軸に関して、様々なチームに携わってきた岡本あずささん・池田哲人さんと共に深堀って行こうと思います。

出演:岡本 あずさ・池田 哲人・飯野 敦博 筆者:飯野 敦博 編集:Ameba編集部 撮影:西村 大河

  • 岡本 あずさ
    07年新卒入社。広告セールスとしてナショナルクライアントでの顧客拡大後、ものづくりにジョブチェンジ。ゲームのプロデューサー・新規サービスの事業責任者・新規サービスのプロダクトマネージャーなどを経て現在に至る。
  • 池田 哲人
    2019年サイバーエージェントに新卒で入社し、1年目にAmebaブログのサービス開発PM、2年目に「Ameba」アプリのマネタイズ責任者、サービスx広告融合の開発組織とデータ活用組織の責任者を経て、現在はAmebaブログ全体のプロデューサーをしています。2021年には「Ameba」の経営ボードメンバーに就任、メディア事業部内での若手成長プロジェクトのリーダーも務めています。
  • 飯野 敦博
    2021年に株式会社サイバーエージェントにAndroidエンジニアとして新卒入社。Ameba事業部グロース局リーダーG所属後、AmebaブログのAndroid開発に従事している。

【Amebaがユーザーから愛される秘訣とは】

飯野

カスタマーサービスやスタッフブログを通じてユーザーから声を聞く機会が多いかと思いますが、ユーザーから長く愛される秘訣はなんだと思いますか?

岡本

ブログは自分の感情や出来事、伝えたいことをテキスト化して発信していくコンテンツです。ブログを書くことで自分自身を知るきっかけになるので、ブログというもの自体に魅力があると私は思っています。


「ブログを書くことで気持ちが整理されてスッキリしたりとか、思いが糧になったり、自分自身を知り、整理整頓できて浄化される。」という声をユーザーから聞くことがあり、ブログというテキストメディア自体に魅力があるのが愛される理由の1つだと思っています。



池田

同じですね。

自分は長く続けていること自体にブログの価値があると思っています。自分が発信したものを誰かに見られたいというのもあるけど、やはり残したいという気持ちがあるので、ブログが無くなっちゃう事自体が一番よくない事だと思っています。今まで17年間続けてこられたこともそうだし、これから先も続けていかなくてはならないと感じてます。



岡本

17年間諦めずにブロガーさんと一緒に歩んできたことが何よりも大事なことで、Amebaが最終的に愛される理由に繋がりそうですね。

飯野

タレントさんやトップブロガーさんがAmebaを選んで使い続けてくれる理由は、どこにあると思いますか?

岡本

思いをちゃんと正しく伝えないと、歪んだり、湾曲して伝わってしまったりすることがあったりするので、その人の思いだったり、考えをストレートに表現できるAmebaブログという場所を提供し続けていることができていることがその理由なのかなと思っています。

池田

安心して投稿できるというのがあるかもしれないですね。

長く続いているからこそ、自分が書いたものがなくならないという安心感がある。

仮にブログを書いていて、困った際にはタレントさんや、トップブロガーさんと直接やりとりして対応できるのも選んでくれる理由の1つだと思います。



【社員同士の人間関係で「愛」を感じる瞬間とは】

飯野

Amebaはチーム単位でいろんな業種の人が一緒に働いていると思うが、うまく回る秘訣は?

岡本

Amebaでは、年次や職種問わずに尊敬できる人が周りにすごくたくさんいると思っています。だからこそ、みんな自分の職務を超えて様々な働き方をしてくれるんですよね。

そして、それをリスペクトして許容してくれるメンバーだけでなく、ユーザーに対しても敬意を持って接してくれている人が多い職場、組織だと思います。



池田

それぞれの人が年次が下の人に対してもリスペクトしていて、それによって心理的安全性が生まれている。心理的安全性が高いからこそ、相手に対してここまでという境界を引かずにお互いの領域を侵食しながら、カバーし合っている気がします。

「もっとこうした方が良い」というような、事業的なことに対しても、組織的なことに対しても、意見が言いやすい環境で、それによっていい方向に向かって行けるところがこの組織の魅力だと感じてます。



飯野

これまで多くの人と携わってきたかと思いますが、

この人は私の恩人!みたいなエピソードがありましたら教えてください!



岡本

プロデューサーという仕事からプロダクトマネージャーという仕事を初めてやった際に、他の事業部のプロダクトマネージャーの方から基本的な事や自分の立ち振る舞いとかを手厚く教えてもらった事ですかね。


自分のキャリアチャレンジに際して、年次やレイヤー関係なく、教え直してくれる環境がAmebaだけでなく、サイバーエージェントにあるのは素晴らしいなと思いました。

これまで自分のキャリアは年次を重ねたら狭まるかなと思っていましたが、自分自身で広げることもできるし、そこに対してもサポートしてくれる。

キャリアの広がりや幅の広さを感じた機会だったので、みんなも今のキャリアに縛られずに色々な選択肢があると思うし、熱意を持ってサポートしてくれる先輩たちがいるので安心して色々な選択肢を考えて欲しいなと思ってます。



池田

自分は、入社した当時マインド的にもスキル的にも未熟な状態でした。


マインド面で言うと、当時自分のトレーナーだった岡本さんは自分のダメな部分をダメと伝えてくれて、自分に対してすごい、向き合ってくれました。3年目の今思うと、自分が本当に未熟でめんどくさい1年目だったなと思いますね(笑)

そこに向き合ってくれたのはありがたかったです。


スキル面でいうと開発のPMをやらせてもらって、開発経験0、知識0の状態で入って本当にわからないことだらけの状態でした。分からない際にエンジニアの方やデザイナーの方の席にいつ行っても、丁寧に説明してくれ、Amebaの仕組みの話や開発の初歩的な話とか色々なことを教えてもらいました。

それでやっとPMとして0.5人前になれたかなと思います。

1年目にすごく手厚くフォローしてくれたエンジニア、デザイナーさんにすごく感謝してます!



【働いてるからこそわかる、Amebaへの愛と未来】

飯野

ブログというコンテンツのここが好き!っていう部分はありますか?

岡本

毎日発見があるんですよね!

びっくりするぐらい知見がたまるメディアだなと思っていまして、隣の生活を覗き見させてもらってる感覚で思わずクスッと笑ってしまいます。

皆さんの日々の発見とか、面白い出来事を毎日綴っていただいてブログを通して毎日元気にさせてもらっていて、ブロガーさんには本当に感謝してます。



池田

その人の人となりが深くわかる部分が好きですね。

特にAmeba内のメンバーのブログを見ていると、普段仲良く喋っている人でもブログを通じて、普段こんなことを思って生活してるんだ!のような新しい発見があったり。Ameba Pickとかで商品紹介をしてると、こんなもの使ってるんだというのがわかります。

なかなか、普段話してるだけでは絶対に出てこないものを知れる、他にはない唯一無二なコンテンツなんだなと思います。



飯野

最後に、ブログを通してこういう未来が来たらいいなと思っていることを教えてください!

岡本

2つありまして、1つはAmebaブログを『やりたいことやかなえたいことが叶えられる場所』にしていきたいなと思っています。

私がプロダクトマネージャーを携わっていて原点にあるものが、「個性を価値にしたい」という思いです。



様々なプロダクトを行ってきて、一人一人の経験は唯一無二で特別な存在だと思ってるので、ブログを通して今までできなかったことや、やりたかったことをどんどん叶えていける場所になっていけたら素敵な場所だなと思っています。これらをサポートできる機能作りやユーザーさんとのコミュニケーションをとっていきたいなと思っています。


2つ目にあるのは、アメーバブログは日常の歴史になるような資産だと思っています。

現在Amebaブログの一部は国立図書館にウェブアーカイブされています。

ブログが資産になっていると個人的には解釈しています。

そのためにこのブログという資産を新しい世代に向けて継承していけたらと考えています。



池田

ワクワク感を作っていきたいです。

これは、ユーザーにとってもそうだし、Amebaで働いてるメンバー内でもそう感じてもらいたいです。

ユーザーに対しては安心感という部分は作れてきていると思うので、次は他の発信媒体では得られないような体験によるワクワクを作りにいきたいなと思っています。

社内ではアメブロを作っていることで誰かの人生が大きく変わるんじゃないか、市場においてAmebaがもっと存在感を出していけるのではないかというワクワクを。

この2つの意味でワクワクを作っていけたらなと思っています。



飯野

ありがとうございました!

終わりに

Amebaは多くの人から愛されるプロダクト・組織になっています。


自分もAmebaに所属してから、ワンチームとなってお互い助け合いながらプロジェクトが進んでいってるのを肌で体感しています。

そんな、愛されているAmebaをこれから先も長く続くサービスになっていけるようプロダクトを作っていきます。



Amebaでは私たちと一緒にサービスをよりよくしていくメンバーを募集しています!

気になる方はカジュアル面談からお待ちしております。

https://hrmos.co/pages/cyberagent-group/jobs/0000829



  • 出演岡本 あずさ・池田 哲人・飯野 敦博
  • 筆者飯野 敦博
  • 編集Ameba編集部
  • 撮影西村 大河

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