ユーザーと生み出す、ピグ“らしさ”のある体験づくり

「ピグライフ」「ピグパーティ」、そして新たに始動するメタバースコミュニティでは、日々プランナーたちが新しい価値を生み出し続けています。一体どのようにピグの世界をつくっているのでしょうか……?

写真・文:ピグ広報

  • 橋本 真琴
    ピグ事業部 PIGG LIFE 兼 新規メタバースコミュニティGプランナー。2021年新卒入社。現在は「ピグライフ」と新規メタバースコミュニティGを兼務。「ピグライフ」では売り上げ達成のための戦略から運用企画までの実行、新規メタバースコミュニティGでは、新規サービスの立ち上げのマーケ施策のプランニングを担当。
  • 岡内 香華
    ピグ事業部 PIGG PARTY アミューズメント局 コンテンツプロダクションG プランナー。 デザイナーコースのインターン「UIDA」から選考入り。途中でビジネスコースに転向し、2024年にビジネス職として新卒入社。現在ではプランナーとして「ピグパーティ」の企画を担当。

橋本:私は5年目になるのですが、プロデューサーとしてプロダクトG、アライアンスG、イベントクリエイションGと、チームを横断して戦略設計、売上達成のための戦略から実行までを担当してきました。


現在は、ピグライフで売り上げ達成のための戦略から運用企画までの実行、新規メタバースコミュニティGでは、新規サービスの立ち上げのマーケ施策のプランニングを兼務で担当しています。

岡内:私は「ピグパーティ」内のコンテンツプロダクショングループに所属し、アバターの着せ替えやファッション、コミュニケーション体験を中心としたコンテンツ企画に取り組んでいます。ガチャやアバターコンテンツの企画・テーマを考え、トレンド調査の共有や過去の販売実績、ユーザーインサイトを踏まえて「誰に・何を届けるか」をチームで設計し、シリーズの方向性を最終的に意思決定をしています。


既存シリーズの枠にとどまらず、新しい世界観やコンセプトのシリーズを立ち上げることに挑戦しながら、ユーザーが“課金して体験したくなる”価値づくりが目的です。

ユーザーとの距離が近いからこそできるピグのものづくり

ピグの強み

岡内:「かわいい」「欲しい」「参加したい!」と感じてくれる体験設計を重視していて、見た目やテーマ性だけでなく、購入動機や参加意欲まで意識した“刺さる企画”になるよう心がけています。


橋本:企画を考えるときに、ユーザー視点と事業視点の軸がある中で、売り上げを狙わなくてはいけないんですよね。ユーザーに人気のシリーズがあり、これまでの実績をもとに分析できるのが前提にあった上で「では、この企画が刺さるユーザーって実際にどんな人なんだろう?」というのを探っていきます。


例えば、ガチャをリリースしたときに「うわー!今日のガチャめっちゃかわいい」「ヘッドドレスがかわいすぎてガチャ回した!」など、SNSでわかりやすく反応してくださる方たちがいて。

橋本:ポストの内容から、その方たちの生活の様子が見えてくるので「ゲームとかアニメが好き。夜にピグパーティのコミュニティでしかできないお話をして、夜更かしして遊んでくれている」「自分らしさを現実とは違う形でピグで表現している」などと仮定して「望んでいるのはこういうアイテムでは?」と、リアルなところまで想像していきます。


それと事業の数値と合わせてバランスをとって、企画にしてコンテンツを仕上げる…ということを日々行っています。


岡内:めちゃくちゃ見てますよね、SNS。ポジティブな意見ばかりではないのですが、ダイレクトに反応を受け取って、改善できるところは改善するように努力しています。


ここまでユーザーとの距離が近いサービスってなかなかないと思っていて、そこがピグの魅力でもあります。

「かわいい」をどう定義する?ファクトから導くアイテム設計

岡内:「新規性があるか?」「いろんな幅を出せるか?」「ユーザーが本当に欲しいと思ってもらえるものなのか?」3つくらいの視点があるイメージですね。それをもとに「かわいい」をどう作ろうかメンバーと話し合っています。

橋本:ピグで働いていると「かわいい」っていう感覚値がわかってくるんですけど、最初ってそれがわからないじゃないですか。ピグに入った人がまずぶつかる壁で、先輩が「かわいい」とか「これが売れる」って言ったけど、何がどう売れるんだろうか?と…。


さきほどのコンテンツ作りの話と似ているのですが、まずファクトから探っていき、売れているアイテムの中でいくつかある共通ポイントを「かよわいかわいい」「大人かわいい」「トレンドかわいい」などの6つに分類しました。


さらにユーザーインタビューの内容やSNSから、ユーザーの定性的な部分を重ねていきました。あとは日頃からアンテナを張って、まずは定義するためにファクトから探ることを意識してやっていました。

岡内:現在その運用を私が担当しているのですが、6つに分類された中の「かよわいかわいい」は「minim」というブランドとしてリリースされました。


過去に“地雷系”と呼ばれる黒と紫のアイテムが人気の時代があり、売れるからという理由でたくさんリリースされていました。もちろんかわいいのですが、ピグは「自分がなりたい姿になれる」というのがユーザーに届けたい価値のはずなのに、提供しているものが偏ってしまっていると感じることがありました。


その結果、多様性のあるサービスだからこそ、提供するアイテムの幅も広げていかなきゃいけないと思うようになりました。

成果が見えるからおもしろい。やりがいを感じる瞬間

橋本:1つ目に、コンテンツを作るチームにいたときに特に感じていたことなんですが、"成果が見えやすい"というのは、やはり大きなやりがいを感じます。


自分が1からガチャにしたいテーマを考え、作りたいアイテムのイメージをまとめた資料を作成して、イラストレーターさんに共有して。初稿のラフがあがり、自分がイメージしたものがピグ化されたのを見たときは「かわいいし、楽しすぎる!」と感動しました。


あとは、月間の売り上げ目標を達成するのはすごく大変なんですけど、達成できたときはやりがいを感じることができました。

橋本:2つ目は、ユーザーとの距離がめちゃくちゃ近く、"リリースした時の反応がわかりやすい"ということです。自分が「こういう狙いで遊んでほしい」という想いで企画をした時に、ユーザーがその通りに遊んでくれて、喜んでいる声を目にすると「大変だったけど、やってよかったし、企画やっぱり楽しいな」と思います。


岡内:私も考えた企画に対して、数字やピグ内の機能などでユーザーの反応がダイレクトに返ってくるのがこの仕事のおもしろさだと感じています。


入社後に初めて担当した企画は、何もかもが初挑戦で、売上目標を達成できるかとても不安でしたが、いざリリースしてみると、ユーザーからの反応は大好評。売上面でも歴代ギネスを200%更新し、定性・定量の両面で手応えを感じられた初めての経験になりました。この成果を評価していただき、管轄の新人賞を受賞できたことも、大きな自信につながりました。


橋本:きょうちゃん(岡内)が入社したときにトレーナーをやらせていただいていたので、新人賞を取ったとき、すごく嬉しかったのを覚えています。


きょうちゃんの振り返りとアクションには、いつも刺激をもらっていました。前日に決めたアクションを翌日にはもう試していて「うまくいきました!」「うまくいかなかったので、また明日これをやってみます!」と共有してくれる。そのスピード感と誠実さに、気づけばこちらの方が背中を押されているような感覚になるんです。

岡内:いやー、嬉しいです!


ピグには「その人の人生や志向そのものをリスペクトする文化」が根付いていると感じています。クリエイター気質の人が多く、自由で寛容なので、挑戦したいと言えば「いいじゃん、やってみなよ」と自然に背中を押してくれる雰囲気があるんですよね。やりたいことにどんどんチャレンジできることが、ピグの強みであり、自分の成長にもつながっています。


橋本:自分の好きな人たちと自分の好きなものを、めちゃくちゃ熱量高く持って仕事ができるのってすごく楽しくて。みんなが同じ目線でチームとしてやっていく、みたいな体験があるので「やっぱり私ってこういう仕事が好きなんだな」と感じています。


もともと小学生の時からアメーバピグが大好きでサイバーエージェントに入社したので、それが仕事になり、実際にピグを作る側になっているってすごいですね。アメーバピグのあの盛り上がりをもう一度作りたいっていう気持ちはずっと持っていて、ピグブランドで盛り上がりを作れたらいいなぁと思いながら日々働いてます。

ピグ事業部では一緒に働くメンバーを募集中です!

ピグは 「Charactive World」 をビジョンに掲げ「すべての個性が心地よくすごせるコミュニティ」 をつくるために挑戦を続けています。


「ピグパーティ」および新規「メタバースコミュニティ事業」において、企画や新機能開発に携わり、一緒に働いてくださる方を募集しております。興味を持っていただいた方は、以下のURLよりエントリーをお待ちしております!

  • 写真・文ピグ広報

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