2025/11/21

ブロガーとメンバーと一緒につくったAmeba20周年

20周年を迎えたAmebaの記念クリエイティブについて、担当者である武本、原、権藤にインタビューを行いました。今回のプロジェクトに込められた想いや、制作過程でのエピソード、そして得られた反響について語ってもらいました。

クリエイティブプロセスと挑戦

20周年記念クリエイティブの全体的なコンセプトについて教えてください

武本：当初、20周年は関係なく、この先10年を見据えたリブランディングが必要だという考えからプロジェクトが始まりました。そこで、「つくる、つむぐ、つづく、Ameba LIFE」というビジョンを再定義しました。このリブランディングを進めている最中に20周年が1年半後に控えていることに気づき、20周年を機にAmebaの印象を変えていこうという運びになりました。

このビジョンは、ブログだけでなく、ドットマネーやPIGGなどAmeba全体のビジョンですが、20周年を捉え直すにあたってサービス提供開始時から長年に渡って支持されてきたブログに焦点を当てることにしました。

クリエイティブを通してどんなメッセージを伝えたいと考えましたか？

武本：ブログの本質的な価値は「自分のために続けていた記録が、気づいたら誰かの価値になっている」ということです。

この「ありのまま」という点を大切にしようと考え、「ありのままが、ここにある。」というコミュニケーションコピーを開発し、さらにSNSや広告、サイトなどあらゆるタッチポイントで一貫して伝えていくことを目指しました。

20周年記念のビジュアルには、Ameba LIFEのビジュアルコンセプトをベースに、20周年のエッセンスを加えました。ビジュアルアイデンティティとして、「Ameba LIFE line」というモチーフを開発したのですが、これは、Amebaの長い歴史の中で「暮らしに寄り添う」イメージへと変化し、ユーザーに寄り添っていくというイメージで作っています。このLIFE line自体を20周年にも活用し、20周年ロゴや様々なクリエイティブにも取り入れています。