



――まずは、前職でのお仕事内容から教えてください。
宮原: インターネット系の会社で、光回線やWi-Fiなどの通信商材を販売する部署にいました。新卒で入社して、最初のキャリアはCS(カスタマーサポート)でした。その後、Webマーケティングの部署に移り、広告戦略、LP制作、新商品立ち上げなどを幅広くやっていました。代理店に頼らず、なるべく自分たちで全てをやり切る方針のチームだったので、多岐にわたる業務に携われたのは良い経験でした。
――そこから、転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
宮原: 30歳が近づいてきて、純粋に「自分の市場価値ってどれぐらいなんだろう?」という疑問を抱いたのがスタートでした。前職はすごく仲の良い会社でしたが、部署異動や新規事業の立ち上げが当時はほとんどなかったので、このまま年齢を重ねていくと、自分のキャリアはあまり伸びなそうだなと思ったんです。長く働く方が多い分、上のポジションもなかなか空かないのが見えていたので、このままでは市場価値が下がってしまうだろうと思い、別の環境を見てみようと動き始めました。
――転職活動では、サイバーエージェント以外にどのような会社を見ていたのですか?
宮原: 大手のIT企業を中心に、いくつか見ていました。特に明確な軸があったわけではないですが、これまでの5年間で培った自分の経験や市場価値をちゃんと感じてくれるところで働きたい、という思いはありました。
――その中で、サイバーエージェントを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
宮原: 当時の局長や人事の方など、数名と選考過程で話す機会があったのですが、「この人の雰囲気好きだな」「考え方好きだ」と感じる人がすごく多かったんです。そういう人たちが必要としてくれるなら、ここでぜひ働きたいなと思ったのが決め手です。
――前職の会社と比べ、仕事の進め方や組織の雰囲気で違いを感じた点はありますか?
宮原: 仕事の進め方には違いを感じました。前職は、目標設定やミッション範囲の設定はそこまできちんとはしていなかったのと、職人的に同じことを続ける人が多かったんです。自分で専門領域を見つけて成果をアピールして、評価されるという、なかなか生き残るのが難しい仕組みでしたね。AmebaLIFEでは比較的目標設定が明確で、上長が個人のことを考えた育成計画を立ててくれるので、働きやすいなと思います。
――組織の雰囲気はいかがでしょうか。
宮原: AmebaLIFEに入って一番驚いたのは、心理的安全性が高いことでした。自分が「こういうこと好きなんです、出来るんです」といった時に、「いいね、やってみよう」と返ってくることに驚きましたね。
実は、こういう組織の雰囲気や環境に関しては転職活動の中ではあまり気にしていなかったんです。新卒の会社が全てだったので、どこに行っても同じような環境なのかなと思っていましたし、30歳近くでの転職だったのでどんな環境でも成果を出さなきゃという覚悟を持っていました。

――入社後の最初のミッションについて教えてください。
宮原: Amebaブログの広告事業で、運用型広告の営業からスタートしました。
――営業は、前職で未経験の分野だったんですよね?
宮原: そうです、未経験です。私のキャリアはCSからスタートして、法人CS、マーケティングと来ていたので、「自分のキャリアで何を得るべきか?」と考えたときに、営業を一度やっておいた方がいいなと思って、自分から「営業をやりたい」と志願しました。
そして、徐々にコンサルティングっぽい動きや、事業全体の仕組み作りの方にシフトしていきました。入社当初からそういうロールを求められている認識はあったので、違和感なくミッションには入れましたね。その後は、コンサルリーダーとして十数名のチームをまとめ、目標達成にコミットする立場に抜擢していただきました。
――入社後、さまざまなミッションを経験されてきた中で、新しく身についたスキルや成長を実感するポイントはどこですか?
宮原: 前職では、フレームワークを使った考え方や言語化を求められることが少なく、ノウハウの引き継ぎが難しいなと感じていました。
それに対して、サイバーエージェントに入ってからは、物事やスキルの言語化・構造化を強く求められたし、上のレイヤーの方も教えてくれたので、自然と身についたなと思っています。それをちゃんと下のメンバーに引き継いで、彼らが同じように成果を出せるようになった時に、ちゃんと伝えられた、再現性が取れていると、自分の中で成長を実感します。
――逆に、前職で培った経験が今の仕事に活きていると感じる部分はありますか?
宮原: やはり最初のキャリアがCSだったこともあり、仕組み化や運用フローの構築といった部分は、前職での経験が活きていると感じます。もちろんやっている事業やポジションは違いますが、自分が一番最初にバリューを出せるのはここだと感じています。
――その強みは、ご自身で認識した上で押し出していたのか、それとも周りの人に見出されて気づいたのでしょうか?
宮原: 完全に後からですね。周りが「運用力が強いよね」と言ってくれるようになって、初めて「あ、そこが強みなんだ」と認識しました。前職でみんなが当たり前にやっていたことが、この会社に来たら意外にも得意な人が少なかったから、みんなに喜ばれる尖った強みになった。周りからの評価を通して気づいたという感じです。
――今後のキャリアビジョンについて教えてください。
宮原: 今まで色々なことを経験していく中で、事業状態や組織状態がカオスな状況を、どうにかして成立させるという動きがすごく楽しいと思っています。
例えば、事業が上手くいっていないときに、V字回復させるためにどうしたらいいかを考えて、実際にV字回復させる。そういう難易度の高い、チャレンジングなことをどんどんやっていきたいです。ポジションは問いませんが、任される幅や難易度を広げて、会社全体にインパクトが出せる、ちゃんと利益が出せる人材になりたいと思っています。
――最後に、この記事を読んで、応募を検討している方や迷っている方へメッセージをお願いします。
宮原: AmebaLIFEは環境も人もめちゃくちゃ良いですし、サイバーエージェント自体が事業の幅が広いので、やりたいことが見つかればAmebaLIFE以外でもチャレンジはできると思います。
もし興味を持ってくれたら、まずはAmebaLIFEの人と沢山話してみてください。
その中で「こういう人たちと仕事したい」「この人と仕事したい」と思える人がいたら、ぜひ一緒に働けたら嬉しいなと思います!
現在、AmebaLIFEでは事業の拡大に伴い、一緒に働く仲間を募集しています。
興味を持っていただいた方は、以下のURLよりエントリーをお待ちしております!