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Ameヨコ



こんにちは!カルチャー推進室の中山です。
先日、オフィスのフリースペースを通りかかったら、ちょっと不思議な光景が広がっていました。
テーブルにはお菓子とコーヒー、そしてPCを開いてリラックスした様子の生成AI戦略室の下山さんや外山さんたち。
聞いてみると、これは毎週水曜日に生成AI戦略室のメンバーが常駐する「生成AIオフィスアワー」。
部署を問わず誰でもふらっと立ち寄って、AIに関する相談ができる時間とのことでした。

「戦略室」なんて名前がついているので、てっきり難しい講義でもしているのかと思いきや、雰囲気はなんだか放課後の部室のよう。
なぜわざわざ、Slackやマニュアルではなく、こんなアナログな場を設けているんでしょうか。
外山: この領域は、毎週のように新しいツールがポンポン出てくるんです
確かに、様々なツールが日々アップデートされていく時代。
だからこそ、ドキュメントにまとめるよりも、こうして対面で「今、ここで困っていること」を一緒に解決する方が圧倒的に速いんですね。
ここに来て驚くのは、戦略室のみんなが「先生」として振る舞っていないことです。
役割分担もなく、誰が来てもその場にいるメンバーで対応。
「これ、生成AIでどうにかなりませんか?」という相談に対し、「それならAIじゃなくても、このツールで解決できるかも」と返すこともしばしばあります。

特に印象的だったのが、「ドキュメント管理、どうすればいいか分からない」といった、明確な答えがない悩みが出たとき。
「知らん」と突き放すのではなく、「確かにそれは難しいですよね。一緒に最適解を探しましょうか」と、PCを並べてあーでもないこーでもないと議論していました。
この「一緒に悩んでくれる」スタンスこそが、みんなが足を運びたくなる理由なのかもしれません。
「ただのお悩み相談室」かと思いきや、ここから組織を動かす大きな成果も生まれています。
この日も参加していた野田さんは以前、このオフィスアワーでの壁打ちを通じてアイデアをブラッシュアップし、それを「ワカテあした会議」で提案したそうです。

結果はなんと、見事に決議。
野田さんのアイデアは現在、AmebaLIFE全体の施策として実行されています。
コーヒー片手の雑談から始まった話が、組織全体を巻き込むプロジェクトに。
ここでの会話が、実際に組織や事業を動かすきっかけになっていたんですね。

お二人にこれからの展望を聞いてみました。
下山 :僕らは統制したいわけじゃないんです。各プロダクトの個性を最大化させるための『加速装置』でありたいと思っています。
外山 :各所のAI活用レベルが上がっていくなかで、個人やチームだけでは解決しきれない悩みや課題を一緒に解決していける場にしたいと思っています。
「もっと楽にできるかもしれない」「もっとおもしろい仕事にできるかも」と気づいて、一歩目を踏み出すところをサポートすることで、AmebaLIFE を「業界で一番AIを使い倒している組織」にしていきたいと考えています。

実は私も、「レベルが低いかも…」と迷いつつ、バックオフィス業務で苦戦していたインボイスの手打ち入力について相談してみたところ、「全然ウェルカムですよ!」と笑顔で迎え入れてくれました。
私もまた、小さなお困りごとを持って、ふらっと相談に行ってみようと思います!